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栄養ニューズPEN

栄養ニューズ「PEN」2023年11月号

◆第23回日本抗加齢医学会総会 開催 
◎シンポジウム1「機能性食品:メンズヘルスへの挑戦 地方・地域・企業の特色を生かして」
「メンズヘルスに対する酵素分解 蜂の子のパワー(岡山から)」
・多彩な機能をもつミツバチ産品/・蜂の子摂取で男性更年期障害症状を軽減/
・ラットでも蜂の子の性機能改善効果を確認/
・蜂の子の男性更年期障害改善機能のメカニズムはさらなる検討が必要/
「日本産『カイコ冬虫夏草』摂取による唾液中の遊離テストステロン増加作用について(京都から)」
・海面活性剤を中心に生活分野は社会インフラ分野に製品を供給/
・数多くの種類があり、機能も多彩な冬虫夏草/
・カイコ冬虫夏草のPDE5の阻害活性を確認/
・カイコ冬虫夏草摂取で唾液中遊離テストステロン濃度が上昇/
・カイコ冬虫夏草摂取で男性更年期症状緩和/
・カイコ冬虫夏草は認知機能や睡眠の質も向上/
・カイコハナサナギタケ冬虫夏草は高齢化社会の健康課題解決に有用/
「メンズヘルスに対する黄杞のパワー(尾道から)」
・多くの生理活性が確認されている黄杞エキス/
・下部尿路閉鎖モデルウサギで黄杞エキス投与により膀胱機能低下を抑制/
・虚血再灌流モデルによる膀胱収縮力低下も黄杞エキス投与により抑制/
・ヒト試験でも黄杞エキス摂取でIPSSスコアが改善/
・黄杞エキスは排尿トラブル軽減に有用/
「ノビレチン高純度粉末とグリシンの混合物ノビレチンアミノプラス/シーサーレモンは畜尿障害に有用」
・シークヮーサーに含まれるノビレチン、タンゲレチンは多様な健康効果をもたらす/
・頻尿モデルラットへのノビレチン投与で排尿反射間隔が延長/
・ヒト試験でノビレチン100mg投与による排尿障害軽減を確認/
・ノビレチンと他の成分の混合では排尿トラブル軽減効果を認めず/
・グリシン投与は排尿トラブル、睡眠の質や膀胱痛を改善/
・ノビレチンとグリシンの混合物は排尿トラブルを軽減/
・ノビレチンによる男性性機能改善は確認できず/
・ノビレチン高純度粉末とグリシンの混合物は排尿トラブルに対して有効/
◆REPORT JSPEN2023 日本がんサポーティブケア学会/日本臨床栄養代謝学会
◎合同シンポジウム7「がん悪液質における栄養療法も含めた多職種介入の展望」
「わが国におけるがん悪液質の概念および診断の変遷と多職種ケア」
・2000年代に悪液質の定義やステージが確立/
・JSPENでも悪液質の発表が増加/
・悪液質に対する集学的ケアの有効性を検証する試験、食の苦悩に特化した質問票開発も実施
・悪液質のさらなる啓発が必要/
・悪液質に対する多職種のマルチモーダルケアの普及が必要/
「外来がん化学療法患者におけるがん悪液質薬物療法の実践~チームで挑むアナモレリン適正使用~」
・がん化学療法では多職種による評価が重要/・がん悪液質は早期発見、早期治療が必要/
・体重減少や食欲不振には速やかにアナモレリン処方を提案/
・アナモレリンは除脂肪体重を維持するが、有害事象に注意が必要/
・アナモレリン投与開始前から多職種がモニタリングを実施/
・アナモレリンの効果はCONUTスコアと関連/
・アナモレリンによる早期介入でQOL改善も期待/
「アナモレリンの臨床研究と展望」
・悪液質に類似した病態は古くから存在/
・アナモレリンはAppetiteスコアや除脂肪体重を改善/
・アナモレリンは機能改善効果が低い/
・アナモレリンと運動療法の併用の有効性を検討/
・アナモレリンで栄養療法、運動療法を補完/
「がん悪液質リスクを見据えた多職種による早期介入の試み~栄養士の視点からの検討~」
・がん患者の体重減少は予後悪化と関連/・多職種による低栄養スクリーニングを実施/
・早期の化学療法と運動療法、栄養療法の併用でエネルギー摂取量や歩数を維持/
・体重減少、食欲不振、筋肉低下、疲労感などを注視しがん悪液質の早期発見が必要/
「がん悪液質患者のQOLと食に関する苦悩の評価尺度」
・がん悪液質では食の苦悩も問題/
・がん悪液質には多職種による患者、家族のケアが必要/
・『進行性がん患者の食に関する苦悩の調査票』を開発/
・同調査票の活用でがん悪液質患者の薬剤、ケアの効果判定が可能/
◆Interview 第45回日本手術医学会総会 会長 谷合信彦先生
◎「技術と情熱の継承」を目指す
・看護師や臨床工学士の参加も多い日本手術医学会総会/
・手術室では多職種がワンチームになることが必要/
・総会ではマニュアルやガイドラインにはない技術や情熱の継承を目指す/
・手術室看護師のコツや情熱を伝えるパネルディスカッションを開催/
・学会報告の形式に捉われず工夫や思いを自由に語り合える特別企画(活動報告)/
・働き方改革を推進する株式会社丸井社長による特別講義も予定/
・現地開催を生かし、形式に工夫を凝らしたプログラムも多数/
・今回の総会を契機に手術医療の技術と熱意を未来に継承したい/
【第45回日本手術医学会総会プログラム】抜粋
◆学会情報

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